社会への悪影響

現在世界中の人たちが毎日利用しているSNS。それが社会に与える影響にはどのようなものがあるのでしょうか。

SNSの最大のメリットは、その拡散性です。ですが、最近ではそれが人々を混乱させているように感じられます。これは、数か月前に起きた熊本地震での一例です。

  • ライオンが逃げた!?
  • 4月14日午後9時52分ある投稿がTwitterにされました。

    「おいふざけんな、地震のせいでうちの近くの動物園からライオン放たれたんだが熊本」

    県警によると、投稿は1時間で2万件以上リツイートされて広がり、同園には市民から100件以上の問い合わせの電話が相次ぎました。容疑者は「みんなを驚かせようと悪ふざけでやった」と供述しているといいます。画像はスマートフォンでネット上から探し出し、ダウンロードしたそうです。園長は「情報が混乱しているなかで、ありもしない情報を発信するのは極めて遺憾。多くの方々が心配されたはずで、今後このような虚偽の情報発信がないように願っている」とのコメントを出しました。熊本地震では「大型ショッピングセンターで火災発生」など、さまざまな悪質なデマが流布しました。

  • ウニが298円!?
  • 宮城県女川産の生ウニが1パック298円で販売されていたとの情報がSNSに投稿され、あまりの安さに拡散している。この価格で販売したという宮城県のスーパーに確認したところ、「間違えた値段を貼って販売した」とのことでした。このウニは、宮城県仙台市にあるスーパー「生鮮市場 鮮ど太助市」内のテナント「さくらい水産」が24日に販売していたもの。パックに入り切らんばかりに盛られた宮城県女川産のウニには、298円という値段が付けられていました。これを目撃したTwitterユーザーは、「食べて応援する」と商品写真を投稿。あまりの安さに、このツイートは4万回以上リツイートされ拡散していました。結局は…。スーパーは本来2980円とするところ、一桁間違えた298円と値段を貼って販売してしまいました。現在は正しい値段で販売していますが、SNSで情報が広まったため、店には問い合わせの電話が殺到。通常業務が滞ってしまい迷惑しているとのことでした。

    一度投稿してしまうと二度と取り消すことはできません。それが、SNSの恐ろしいところなのです。

    〇就活とSNSの関連とは?

    就活時、採用者の約1割がSNSの情報をもとに不採用にしたことがあるそうです。 このことから採用時におけるSNSの重要性が見て取れます。 そもそもなぜSNSをチェックするのでしょうか?
    一つ目の理由は、書類では足りない情報の補足です。会社に提出される履歴書や面接からその人物がどのような人間なのかということを判断していますが、そこから得られる情報は限られています。そのため、普段から活用していて、より応募者の本質が現れているSNSをチェックします。そして、その人が会社に適した人物なのかを審査しているのです。
    二つ目の理由は、プライベートにリスクがないか確認です。SNSは何かと開放的になり、特に学生であればハメをはずした投稿をしがちですが、SNSはあくまでも世界中の人が閲覧できることを意識しなければいけません。 悪ふざけをした写真を投稿したものが瞬く間に拡散されて、会社側に損害を与える事件が多発しています。 これらのほとんどの原因がSNSです。. このような投稿は言うまでもありませんが、飲酒や喫煙を含めプライベートな投稿から会社にふさわしくない人間だと判断されてしまうのです。 また、プライベートと公の場を区別できないことは社会人として失格とみなされてしまいます。